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執筆者の写真奥田 伸行

なんで人生は思い通りにいかないのに、私は思い通りにしようとしてしまうのか?


”人生は思い通りにいかない”

って皆さんも何度も思ったことがあるのではないでしょうか?

いろんな偉人達の名言の中で何度も

こういった言葉が出ていますし、周りの友達だって全員そう感じているのではないでしょうか?


ではなぜそんなことを知っているにも関わらず人は思い通りにしようとするのでしょうか?

かという僕もずっと思い通りにしようとしていました。

そして、何度も思い通りにいかないことを体感し、何度も心が折れています。



これだけ周りに思い通りにいかないという情報が蔓延しているのにも関わらず、多くの人がいまだに思い通りにしようとしています。

なので、僕はなぜなのか考えました。



するとある一つの答えが浮かんだのです。それは


”思い通りにいっているから”です。


ん?どういうこと?思い通りにいってないよ!と言う人がいるかもしれません。



ですがよく考えてみてください。

ある日常の一部を取り出してみます。


あなたは朝アラームが鳴って起きました。

そして、アラームをとめ、喉が渇いたので水を飲みます。

そして、着替えてあなたは通学又は通勤をします。

少し小腹が空いたのでコンビニでパンを買い、電車に乗り、

友達や同僚と会い、話をします。


こんな日常があったと思います。

もう一度振り返ってみましょう。

『あなたは朝、アラームが鳴って起きました。

そして、アラームをとめ、喉が渇いたので水を飲みます。』

あなたの耳が聞こえなければアラームが鳴っていることにも気づかず起きれませんし、手がなければアラームを止めることもできません。

そして、足がなければあなたは動くこともできず、水を飲むこともできません。もうすこし細かく言えば、飲むという行為をコントロールできなければ飲むこともできません。そして、見えることができなければ物の位置も把握することができないのです。


もうわかりましたね?


いろんな事象を細分化すると、あなたの日常のほとんどはうまく行っているのです。世の中に目が見えない人もいれば、歩けない、足がないといった人がたくさんいます。

だけど、周りを見れば五体満足の人の方がたくさんいます。

あなたが普通だと思っていることは普通ではありませんし、思い通りにいっていることなんです。


ですから、

どんなにうまくいかないという現実の情報が蔓延していても、

あなたが体感している日常のほとんどが思い通りにいっているものですから、仕事のミス、トラブル、人間関係、恋愛、夢といったものがあってもうまくいこうとしてしまうのです。

これは理想を追いかけすぎているのではありません。

うまくいっていることを一日の中でほとんど無意識に体感しているのです。


ですから人は”人生は思い通りにいかない”と知っていても

わかるというのが難しくなっているんだと思います。


他にも”信じれば夢はかなう”といった言葉も影響しているかもしれません。

この言葉はうそではないかもしれませんが、

夢が叶わなかった人が大半いるのではないでしょうか?

そもそも”信じる”と”思い込み”も何が違うのかわかりませんしね。


ですから一つ提案をさせていただきます。


さっきの例に出したように

うまくいっていることの大半は肉体的なものです。

そして、

うまくいかないものの大半は肉体から離れたものです。

ですからそこを意識してみるのはどうでしょうか?


一度試してみてください。

少しは楽になるかと思います。


今日はありがとうございました。




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