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執筆者の写真奥田 伸行

奇跡を引き寄せたロゴ

今日はLEGOのロゴについて話します。 社名は創業者オーレが従業員の中から募集をします。 商品はワイン一本だったそうです。 (高いワインだったらいいですけどね。) しかし、社名はオーレ自身が勝ち取りました。 (いや、実はもう決めていたのでは?(笑)) LEGOはデンマーク語の「Leg Godt」の略だそうで、「よく遊べ」という意味らしいです。ちなみに、LEGOという言葉はラテン語で存在していて、「私は組み立てる」という意味らしく、偶然にも意味があっていたのです。 現在私たちの親しみのあるカラフルなロゴではありますが、最初は黒文字といった質素なロゴではありました。しかし、LEGO社のロゴは世界でも稀なぐらいロゴがコロコロと変わっていきました。 その次のロゴでは下に文字が入るようになりました。それは「木材製品と玩具の工場」という意味の言葉でした。 LEGO社はもともとみんなが知っているような会社ではなく、木製玩具の製造会社だったのです。 そして、1949年、最初のプラスチック製連結ブロックの製造を開始します。しかしまだこの時はレゴという名前ではありませんでした。 1950年、まん丸い枠の中にLEGOをいれたロゴに変わります。 1953年、「レゴブロック」に商品を改名し、ロゴも私たちの知っているロゴを連想させるようなロゴに変わります。 その時のロゴは、「ソーセージ・ロゴ」の愛称で呼ばれ、親しまれていたそうです。 1955年くらいに、なんでもつくれるレゴブロックを中心とした遊びのシステムに着想が生まれます。そのためか、1956年以降、「system」という文字が入ります。 1973年、レゴ社全製品とブランドは、一つに統合し、みんなの知っているもののほぼ変わらないようなロゴになりました。 もちろん、そのあと、ちょっとした改善はありましたが、ほとんど変わりありません。 会社のロゴはやはり、会社の顔であり、シンボルです。 ラテン語の意味もびっくりしましたが、「LEGO」という言葉は出会うべくして、出会い導かれた名前なのかもしれません。

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