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執筆者の写真奥田 伸行

麒麟の秘密。

ビールと言えば?飲み物と言えば? そんな質問がきたら初めの方に浮かぶのは、キリンではないでしょうか? そして、キリンのロゴと言えば麒麟ですよね。 もう日本では見たことないっていう人はいないのではないでしょうか? この麒麟はいつから採用されたのでしょうか? 1888年のキリンビールの発売時からあったそうです。もう100年以上。 歴史が長いです。 麒麟が採用されたのは、三菱財閥の荘田平五郎氏による提案でした。 西洋のビールは狼や猫など動物を描いたラベルが多いことから、荘田氏が「東洋の霊獣である麒麟を商標にしよう」と提案したのが始まりです。 そして、このマークのデザインをしたのは誰か不明のようですが、ラベルのデザインを考案したのが、トーマス・ブレーク・グラバー氏です。彼は武器商人として日本で活躍し、今でもグラバー邸宅跡はグラバー園として長崎の観光名所になっている歴史上の人物なんです。 そして、これは定かではありませんが、麒麟は坂本龍馬を連想してつくったとか、つくってないとかです。 そして、知っている人もいるとは思いますが、麒麟のロゴの中に、小さく「キ」、「リ」、「ン」が隠されているのはご存知ですか? ちなみに、最初からその文字が隠されているわけではなかったようで、いつごろからいれたのか、なぜ入れたのかは謎のままのようです。 しかし、1933年のロゴの中にはもうすでにその文字が隠されているようです。 キリンのロゴは小さな変更はあるようですが、ほとんど変わらず今も生き続けています。それは神獣、麒麟のおかげなのかもしれません。

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