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執筆者の写真奥田 伸行

シャーマニズムアーティスト。


皆さん、こんばんわ。


皆さんはアートと身近なジャンルといったら何を思い浮かべますか?

デザインとかインテリアとかそんなことを思い浮かべたと思いますが

呪術です。

まあ、これだけが正解ではありませんが。


あの「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎も「芸術は呪術だ」と言っていたこともあります。

そもそも日本のアートのはじまりは縄文時代からあるもので、人間が生きる上で呪術はきっても切れない関係でもあります。


そこで今回は呪術に関係する画家・パブロ・アマリンゴをご紹介いたします。


アマリンゴはペルーの画家で、アウトサイダー画家です。

貧しい家に生まれ、若い時から働きますが、無理がたたり体を壊してしまいます。そこで絵を描き始めます。



その後アマリンゴは偽造紙幣で逮捕されましたが、脱走し、ブラジルに2年間滞在し、再びペルーのアマゾンに戻ります。

しかし、心臓病にかかってしまい、アヤワスケーロという幻覚性植物アヤワスカを用いた治療法で治癒しました。


そして、アマリンゴは女呪術師と出会い、いつの間に自分もシャーマニズムになっていたのです。

その後夢の啓示を受け、アマリンゴはアマゾン流域を旅し、「ペヘスタリモ」という民間治療をはじめ、流域民族から膨大な植物の智識を得ます。

そして、多くの人を治療し、それは今でも語り草になるほどの名治療師となりました。

しかし、当時シャーマンと黒魔術師の抗争があり、そこに巻き込まれ瀕死の状態となり、シャーマニズムの実践をやめます。

そして、自分が幻覚でみた風景を油絵にすることで、アマゾンの自然、呪術的文化を保持し、伝えようとしました。

そして、描いていくうちにこの行為は神や精霊の知恵に近づく手段だと感じはじめ、その後学校を設立し、子供たちに絵画を通じて、精神世界やアマゾンの自然を伝えました。


そして、ある人類学者がこの地で出会ったアマリンゴを世界に伝え、名前が知れ渡りました。



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