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執筆者の写真奥田 伸行

兵器の中に見つけたアート


こんにちは。

今日も世間話につかえるアートを話したいと思います。


今回はフェルナン・レジェについて話したいと思います。


レジェは1881年フランス生まれの芸術家で、キュビズムの代表的な画家です。


レジェは青年時代には建築の製図工の仕事をしながら、美術学校に通い、自分の作風を模索していました。

そして、セザンヌの回顧展でセザンヌの作品に出合い、レジェに大きな影響を与え、キュビズムの作品を描くようになります。

その翌年には、モンパルナスの共同住宅兼アトリエに住み着くようになり、そこでのちの有名画家シャガールなどの芸術家に出合います。


そして、第一次世界大戦が起こり、レジェは従軍します。

が、それがのちに彼の作品に大きな影響を与えます。

戦争中に、兵器の機能美に見せられ、またチャップリンの映画に大きく影響を受けたレジェは人間と機械文明の調和を絵に取り入れるようになります。



その後、建築家ル・コルビジェと出会い、彼の設計した建物の壁画を制作したり、舞台美術など活躍の場を広げるようになります。


さきほど、レジェはキュビズムの代表画家と言いましたが、キュビズムを描き続けたわけではありません。

レジェは太い輪郭線や単純なフォルムを扱うようになり、徐々にキュビズムから離れ、独自の作風を確立していきました。


そして、レジェは71歳の時、弟子の女性と結婚を果たしますが、その数年後生涯を閉じました。


ご拝読ありがとうございました。



<画像提供>



<参考サイト>


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