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執筆者の写真奥田 伸行

独特は女性像



皆さん、こんばんわ。


今回は、今日からオッと思わせるアーティストの話をさせてもらいます。


今日はヘンリー・ムーアについて語りたいと思います。


ヘンリー・ムーアは20世紀を代表するイギリスの彫刻家です。


そして、その作品はあの箱根の森美術館でも展示されています。

少し身近に感じますよね?


1898年に生まれたヘンリー・ムーアは

11歳の時に美術教師に褒められたのをきっかけで彫刻家になりたいと思い始めました。

しかし、親はそれを反対し、ヘンリーは一度諦めます。

18歳の時戦争に召集され、戻ると再び表現欲がわき、戦後退役の手当てで学校に通い始めました。



ある日古代遺跡の人物像チャックモールの石膏模型と出会い、多大な影響を受けました。

そして、ヘンリーはそれをヒントに独特な造形の横たわる像を創作し、ヘンリーの作品の特徴を語るうえで欠かせないものとなりました。

それにヘンリーのさくひんのほとんどは女性像が多く、その理由として、創作時に娘が生まれたことが関係していると言われています。



ヘンリーの作品は売れ、莫大な富を得ましたが、ヘンリー自身は今までの生活に対して何の不満もなく、少しアトリエを拡大したぐらいにしかお金を使わず、質素な生活をつづけていました。


しかし、晩年になると遺産のことが心配になり、後進育成のためのヘンリー・ムーア財団を設立し、1986年この世を去りました。


そして、今も財団は若手芸術家に支援を行っています。



<画像提供>

『pinterest』


<参考サイト>




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