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執筆者の写真奥田 伸行

第二次世界大戦後の象徴



皆さん、こんばんわ。

第二次世界大戦後の象徴である天才画家ベルナール・ビュフェを紹介します。


1928年、パリで生まれたフランスの画家です。


父親との関係は希薄でしたが、心の支えである母親を10代でなくしてしまい、

一人キャンバスに向かう時間が多くなりました。


1943年には芸術学校に入学し、1948年には権威のある新人賞、批評家賞を受賞し、若い頃から天才画家と呼ばれるようになります。


1958年にアナベルと結婚を果たし、生涯を共にするミューズ的存在でした。そして、アナベルをモデルとした作品が多数存在しています


1971年にはフランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受章します。



そして、1973年にはスルガ銀行元頭取の岡崎喜一郎が静岡県にベルナール・ビュフェ美術館を創設し、今も現存しています。

そして、ビュフェはこの場所を気に入り、7度夫妻で訪れていたそうです。

その際、「素直な愛情をもって、絵と対話してほしい。絵画はそれについて話すものではなく、ただ感じ取るものである。ひとつの絵画を判断するには、百分の一秒あれば足りるのです」。

という言葉を残しています。



しかし、画家人生を順調に歩んでいったビュフェでしたが、晩年パーキンソン病にかかり、苦しみ、1999年自らの手で生涯を閉じることになりました。


ビュフェはほかにも「絵を描くことしか知らない。」「絵の中に自分自身が埋没してもよい」という言葉を残すほど、芸術に導かれた画家でした。


ちなみに奥様のアナベルはその数年後の2005年に生涯を閉じています。


ビュフェはこれまで約8000点もの、油彩画、版画、水彩画などを制作していました。

そして、ビュフェは数少ない若い時からミューズに愛されていた画家でした。

妻とも生涯共にし、順調満帆な人生を送っていたにも関わらず、最後は自らの手で生涯を閉じたことを考えると何とも皮肉な人生だったと思いました。



今日はありがとうございました。



<画像提供>

『ピンテレスト』


<参考サイト>


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