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執筆者の写真奥田 伸行

自然は自然のままに。

今回はランドアートの第一人者・リチャード・ロングをご紹介します。


1945年、イギリスに生まれます。

その後美術学校に進み、

1967年、在学中に

草原を歩いた痕跡を写真で記録した『歩行による線』を発表し、注目を浴びます。


リチャードは主に、自然のものを使った作品を制作し、ランドアートに分類されます。

しかし、重機を使ったり、加工することはなく、ランドアートの第一人者ロバート・スミッソンとは対象的に身近な自然のものを使って制作しています。

それは学生時代からで学生のときに、

粘土や石膏ではなく、自然のものを使ってアートができないか、と考えたからです。


リチャードの表現方法としては三つに分類されます。


一つ目は、先ほどの歩行の痕や石を並べて写真で記録したりしていること、


二つ目は、展示の壁に泥を叩きつけて描くマッド・ドローイング。


そして三つめは、ギャラリーでその土地の石を幾何学的に並べたインスタレーションです。


そして、今も精力的に

日本を含め、世界各地で個展が開かれています。


芸術家は長生きする人が多いですから


まだまだ作品を見られるかもしれませんし、再び日本でも開催されるかもしれません。その時には間近でリチャードの自然を感じてください。


リチャードの自然を通じて、自分を見つめるのもありかもしれませんね✨


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